INTERVIEW - 03

電気設備のスペシャリストを目指し、
お客様とともに
最適解を見出していく。

新卒

Kyohei Kawase

府中IFM事業部
建設リニューアル部
2014年入社
工学部 電気電子工学科 卒

2014年入社。以来、NEC玉川事業場をはじめとする工場、デーセンター等の電気設備の改修・更新工事に携わり経験を積む。

幅広いフィールドの中で
自分らしい仕事に
出会えると感じて。

入社の動機を教えてください。

「大学で学んだ電気の知識を生かして建設関係の仕事がしたい」。就職活動ではそんな漠然としたイメージを抱いて、あまり職種を絞らずにいろいろな企業を訪問しました。そのような中からNECファシリティーズを選んだ理由は、施設の設計から施工、管理までファシリティに関わるトータルな事業を展開しているから。幅広いフィールドの中で自分に合ったキャリアプランを描けそうだと感じました。実際、入社してみると、私のような電気工学を学んでいた方ばかりではなく、建築や機械などさまざまなバックボーンを持つ方がいて、各々が自身の強みや個性を生かしながら独自のキャリアを形成しています。技術者同士が自身の保有している知識やノウハウを出し合い、相互補完する等、チームワークよく業務に取り組んでいます。

オフィスの照明から、
大規模な受変電設備まで
多様な建物が集積する
大規模事業拠点のインフラを支える。

現在どのような業務に取り組んでいるのですか?

NEC玉川事業場は、東京ドーム約3.7倍という広大な敷地に、2つの超高層オフィスタワーをはじめ多様な建物が集積する一大事業拠点。私は、このNEC玉川事業場における電気設備のリニューアル工事を担当しています。また、最近ではNECグループ以外の案件も担当しています。オフィスの照明から大規模な受変電機器まで携わる設備も多様です。入社3年目に任されたLED化更新工事は、省エネ推進のためにNEC玉川事業場のほぼ全ての照明をLED化するというプロジェクト。数年にわたる工事全体の計画を立案し、予算化のための見積を作成しました。さらには、設計図面が保存されていないような古い施設もあるため、現地に出向いて調査したり、施工管理の場面でも臨機応変な調整が必要だったり。思い返すといろいろな苦労がありましたが、それだけにやり遂げた時の達成感は格別でした。大きく成長した自分を実感できました。

お客様と一緒になって
最適な解決策を見出していく。
そのためには日々のコミュニケーションも大切。

日々の仕事で意識していることは?

お客様が抱いている課題を的確に掴み、いかに新しい設備として実現するか?それがリニューアル工事の難しさであり、面白さでもあります。設備の更新といっても、単に新しいものにリプレイスすれば良いというわけではありません。新築の時とは関連する法令が変わっていたり、接続する周辺機器が異なったり、常に最新の知識や技術が要求されます。また、お客様と一緒に最適な解決策を見つけ出していかなければならない場合も多いです。そのためにはお客様とのコミュニケーションも重要で、雑談などの中から課題解決の糸口を見つけるように心がけています。最近は、「この工事は川瀬さんにお願いしたい」と指名を受けることも増えてきました。お客様や協力会社の人たちと一緒になってものをつくっていくことに仕事の喜びを感じています。

電気を切り口に高い視点から
設備全体を見渡し、
スケールの大きな仕事にチャレンジしていきたい。

この先どのようなキャリアプランを描いていますか?

誰にでも気軽に相談できる風通しのよい雰囲気はNECファシリティーズの大きな特徴だと思います。それは同僚や先輩ばかりでなく、上司に対しても同じです。定期的に上司と話し合える1on1ミーティングという制度があり、仕事の悩みやこの先のキャリアプランなど、日頃はなかなかできないような話をざっくばらんにしています。これまで電気設備の中でも強電系を中心に携わってきたので、今後は電子制御など弱電系の技術や知識も磨いていきたいです。そうすれば、電気という技術を切り口に高い視点から設備全体を見渡すことができ、電気分野に関わるトータルソリューションの提案等、さらにスケールの大きな仕事に携われるようになると思います。また、施設全体に関わる提案ができるよう、建築分野、機械分野等、自身の専門分野以外の技術的知見も深めていきたいです。