トップメッセージ

TOP MESSAGE

工場施設運営の
唯一無二のスペシャリストとして、
日本のモノづくりを強くしていく。

代表取締役 執行役員社長

松下 裕

工場の国内回帰が進む。
しかし、そこには重大な課題が

日系製造業のトレンドに新たな変化が起きております。それは、日系製造業が「生産拠点を国内回帰」しているというものです。かつて、日系製造業が生産拠点を次々と海外に移転することにより、モノづくりの空洞化ともいわれました。ところが最近では、海外人件費の上昇と国内拠点のDX推進による海外生産のコストメリットの相対的低下等により、生産拠点が国内に戻りつつあり、大規模な工場建設プロジェクトが次々と動き始めています。しかし、ここでひとつの大きな課題が浮上しています。それは、安定的かつ高品質な製造に必要不可欠な工場の施設管理におけるノウハウや人財の不足。そのような時代背景を受け、急速に企業価値を高めているのが当社NECファシリティーズです。

当社は、施設管理事業、建設事業、環境事業、不動産事業、保険事業といった5つの事業を有機的に結びつけることにより、用地取得、工場建設、施設管理、工場改修等、工場運営に関わる様々なソリューションサービスをワンストップで提供するエキスパート集団です。“Total IFM(Integrated Facility Management)”をビジョンに掲げ、NECグループのみならず、半導体、電子部品、自動車、食品、医薬などグループ外の多様な業界へと事業領域を拡張しています。私たちは、工場運営のスペシャリトとして日本のモノづくりを下支えする唯一無二の存在です。

私たちの強みは人財であり、
そこに蓄積された豊富な技術力・ノウハウ

私たちNECファシリティーズの一番の強みは現場力です。つまり競争力の源泉は人財であり、そこに蓄積された豊富な技術力・ノウハウがビジネス成功の鍵となるのです。

工場施設運営の各フェーズでは、ただ単に施設を構築して、運用するのではなく、CO2排出量削減や省エネ化などの地球環境への配慮やデジタル化による業務効率化など、複合的な視点で多様な価値を提供しています。私たちは、日本国内の製造業における工場施設運営の最適化は、重要な経営課題であると考えています。複雑かつ高度な経営課題に対し、最適なソリューションを提供できる現場力を確固たるものにするために、人財の育成や福利厚生面の充実化にも取り組んでおります。たとえば、公的資格取得時の学費支援や毎年一定額のポイントを付与し、一人ひとりが自身のニーズに合わせて福利厚生メニューを利用できるカフェテリアプランなどがあげられます。

人財力の強化に合わせて、NECグループの強みであるIoT・AI 技術を活用したDX推進にも取り組んでおります。「ICT×現場力=∞」。当社の現場力と情報通信技術を掛け合わせ、NECファシリティーズのビジネスモデルを強固なものにするといった未来の地図を描いていきます。

多様な人財が思い思いに
力を発揮できる会社

NECグループでは、NECグループ全従業員が共通で持つ価値観・行動の原点として「NEC Way」を定めています。それは、企業としてふるまう姿「Purpose(存在意義)やPrinciples(行動原則)」と従業員⼀⼈ひとりの価値観・ふるまい「Code of Values(行動基準)とCode of Conduct(行動規範)」から成りますが、私はNECファシリティーズが求める⼈財像は「Code of Values(⾏動基準)」の5つに集約されていると感じています。私自身としては、自分自身の仕事のスタイルにも通じる「情熱」や「スピード」といった言葉が好きです。当社では、従業員のベクトルを合わせることを重視しておりますが、広範な事業領域を反映し、数多くの職種が存在しており、新たな技術を開発したり、コツコツと現場業務を改善したり、多種多様な人財が思い思いにパフォーマンスを発揮しております。当社は、日本のモノづくりを下支えするといった社会的に意義があり、かつ様々な経歴や価値観をもった人財が活躍できるフィールドだと考えております。モチベーションを持って業務に臨めば、皆さんが活躍できる場所が見つかるはずです。

Code of Values(⾏動基準)

視線は外向き、未来を見通すように
思考はシンプル、戦略を示せるように
心は情熱的、自らやり遂げるように
行動はスピード、チャンスを逃さぬように
組織はオープン、全員が成長できるように