Interview - 02
建物の完成に伴走する現場で、責任の重さを成長につなげる。
やりがいと怖さを前に進む力に変えながら
竣工までを見届けられる醍醐味は大きい
電気設計を仕事にするうえでNECファシリティーズを選択した理由は?
「電気設計」は、施設に必要な電気回路やシステムの設計を行う仕事です。大学時代は電気工学を専攻していたので、卒業後はメーカーに就職する人も多く、私自身ももちろん検討はしました。音楽が好きで大学のサークルは軽音楽部に所属しており、楽器系メーカーも候補の一つに挙がっていました。
最終的に絞り込んだ会社の中でNECファシリティーズが特に印象的だったのは、電気に特化した設計職を募集していた点です。電気工学科では建築の授業があり、デザインすることにも魅力を感じていたので、自分が学んできたことを活かせるのではないかという期待感がより一層高まりました。NECという大手メーカーのグループ会社としてのメリットや、新しい変化をとらえて事業をアップデートしていく会社である点にも惹かれました。
入社5年目の今、自分の仕事にどのような価値を見出していますか?
入社して半年ほど経った頃から、徐々に案件にアサインされるようになり、はじめは小規模な工場の電気設計からスタートしました。敷地があるところにゼロベースで建物を建てていく案件もあれば、すでに建物があるところに中身を実装していく案件もあります。入社5年目の今は、大規模なデータセンターの建築に関わっています。どうしてもパソコンの前で図面を描いている時間は長くなりますが、設計図どおりに建物が作られているかどうかは実際の現場に足を運んで確認します。事務作業、現場確認、関係者との打ち合わせが一日の主な仕事です。
自分が一年以上をかけて設計した建物がゼロから建ち上がっていき、最後に竣工を迎える様子を一番近くで見られるのは、この仕事ならではの醍醐味です。一方で、現場は設計図のとおりに施工することがマストであり、設計者の意見は思っていた以上の強さを持っています。私が決めたことで多額の金額が動くことも少なくありません。それがやりがいでもあり怖さでもあります。これから年齢や経験を重ねるごとに、その責任感はますます重くなっていくのかなと感じています。
重圧の大きい仕事を担当している分、無事に一週間の仕事を終えられる瞬間は正直に嬉しいですし、個人的には最近結婚したので「家庭」という楽しみもありますね。
多様な専門性がつながる設計の現場で
運用を見据えた価値を生み出していく
NECファシリティーズの強みをどのように捉えていますか?
NECファシリティーズは「つながりを大事にする会社」です。設計という仕事にも、さまざまな部門が関わっています。「建設」「環境」「施設管理」に一気通貫で対応できる点がNECファシリティーズの強みの一つであり、多様な分野が横断的につながって一つの会社として成り立っているからです。私自身が3つの事業間をまたいで仕事をする機会はなかなかありませんが、他事業部とのコミュニケーションを通じて、設計という仕事は建物を建てるためではなく、建物を運用していくために存在していることに改めて気づかされます。
電気設計の仕事にはどんなスキルが必要とされますか?
電気設計の仕事とはいえ、電気のことだけではなく、建築や設備、空調など、幅広い分野の知識が必要とされます。また、社内だけではなく、メーカーやサブコントラクターの担当者とやりとりする機会が多く、コミュニケーションスキルも求められます。設計はお客様との接点も非常に多いので、やりとりの中からお客様の意図を汲み取り、設計に落とし込む力も必要です。
私自身はもともと細かい作業が割と好きなので、設計に欠かせない資料作成は得意な作業の一つです。相手が理解しやすいように、見せ方にも配慮しながら構成、流れなどを考えています。また、人と話すことが好きなので、関係者と対話したりお客様に提案したりといった場面では、学生時代にサークルの代表を務めていた経験が活きていると感じています。
とはいえ、入社5年目では、まだまだ新人の域を抜け出せていません。今はまず、やるべきことを淡々とやっていくことが重要だと考えています。自分の力では解決できないこともたくさんありますし、解決できないことが明らかである場合は、はじめから上司や周りの人を意識的に巻き込むようにしています。設計から竣工まで1つのプロジェクトが長期にわたることが多く、同じチームで一つのものを作っていくため、自ずと対話しやすい雰囲気が醸成されていきます。そういう意味では、安心して相談できる環境があります。
後輩やチームを育てる視点を持ちながら
さらなる成長の先に可能性を切り拓いていく
まだまだ大規模なプロジェクトが続きますが、これからについて考えていることはありますか?
徐々に年次が上がるにつれ、後輩たちも増えていきます。自分自身の成長を止めないことも重要ですが、一緒に仕事をするチームそのものがもっともっと成長していけるように、今後は教育の場を作ることにも目を向けていきたいと考えています。また、当面は今担当しているデータセンターのプロジェクトに集中することになりそうですが、将来的には、今まで手がけたことのないような分野の建物にも携わってみたいですね。
最後に、後輩たちへのメッセージをお願いします。
インターン生を受け入れるときにもよく言うのですが、まずは自分の目でさまざまなものを見て、自分が何を大事にしたい人間なのか、何を軸にしているのかをはっきりさせることが大切です。そのうえで、NECファシリティーズが自分にふさわしいと思えるかどうか。インターン生には、そのための判断材料をできるだけ提供するように努めています。
資格については学生時代に取得しておいて損はありません。時間があるうちに取得できるものは取得しておいた方がいいでしょう。ただ、学生のうちにしか楽しめないことは全力で楽しんでおくべきだと思います。社会人になると、仕事に使う時間が圧倒的に多くなり、どうしても仕事以外の人間関係が希薄になりがちです。私自身は九州から出てきて東京にいる友人もいないので、軽音楽部で一緒だった友人と年に一回旅行に行ったり、友人の曲づくりをお手伝いしたり、今でも学生時代のつながりを大切にしています。仕事以外に別のコミュニティを持っておくと、心の拠りどころになりますよ。
※記事に登場するスタッフの部署、役職などは、記事作成時点のものです。
この社員の職種は
電気設計
●建築物の企画・設計・工事監理(電気分野)
お客様から元請として受注し、スケジュールやコストまでトータルにコントロールする「プロジェクトマネージャー(コンストラクションマネージャー=CM)」としての仕事になります。大手ゼネコンや各設備協力会社を統括し、新築大型案件における電気分野の企画・設計・工事監理を実行します。
最近では、クラウドサービスの伸長や半導体分野の旺盛な需要等を背景に受注が増大中です。
工場等建築物の設計、大規模なコンバージョン、工場ライン増設によるクリーンルームの新設、データセンターの拡張、
省エネ計画等のニーズに対し、基本構想からマネジメントスケジュール策定まで、上流工程からプロジェクトをリードします。