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ホウ素排水処理システム
ホウ素やホウフッ酸(ホウフッ化物・BF4-)含有廃水を確実かつ効率的に除去するシステムです。
提供サービス
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新型キレート繊維法とNE-B法との比較
新型キレート繊維法 | NE-B法 | |
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原水 ホウ素濃度 |
数百mg/L以下 | 特に制限なし |
処理水 ホウ素濃度 |
水道水基準(1mg/L)以下 (コントロール可能) |
排水基準(10mg/L)以下 (コントロール可能) |
ホウ素以外の物質の処理の可否 | 重金属類(砒素等)、SS、フッ素、リンなども同時除去可能 | |
適用 |
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超高効率ホウ素除去システム(新型キレート繊維法)
「新型の繊維状吸着材(キレスト株式会社製 キレストファイバー®)」と「高濃度向けの処理専用に開発した再生廃液の凝集処理」との組み合わせにより、従来法と比べて飛躍的に低コストでのホウ素除去を行います。
新型キレート繊維法の特長(特許)
- 低ランニングコスト
(原水ホウ素濃度50mg/Lの場合:従来法の約1/10、汚泥発生量は約1/30以下) - 重金属類、SS、フッ素・リン等も同時除去(前処理のろ過装置を利用)
概略フロー図

適用例
- 比較的低濃度の工場排水
- ごみ焼却場洗煙廃水
- 廃棄物最終処分場の浸出水
- 土壌洗浄水等からのホウ素、重金属含有廃水
納入例(新型キレート繊維塔)

原水B:50mg/L

水B:45mg/L
- ※お客様のご要望により、繊維塔のみのご提供にも対応しております。
高効率ホウ素排水処理システム(NE-B法)
従来の凝集沈殿法をベースとした3種類の効率改善手法です。お客様の排水性状により各法の組み合わせを行います。ランニングコストは従来法の1/2以下と大幅な削減を実現します。
NE-B法を構成する3つの技術(特許)
消石灰2段添加法 |
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スラリー返送法 |
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低温処理法 |
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概略フロー図

従来法とスラリー返送法とのランニングコスト比較例

適用例
- 比較的高濃度濃度の工場排水
- ごみ焼却場洗煙廃水
- 石炭火力発電所の脱硫排水(条件によりセレンの同時処理も可能)
ホウ素・フッ素同時処理システム(NE-BF法)
ホウ素とフッ素が強固に結合した「ホウフッ酸(BF4-)」の場合、まずはホウ素とフッ素とに分解しないと処理することが出来ません。従来、短時間で完全分解するためには加熱が必要とされていましたが、当社技術では常温で完全分解を行います。
NE-BF法の特長
- 低ランニングコスト
- ホウ素とフッ素の同時除去が可能
- 重金属やSS等も同時除去可能
概略フロー図
ホウフッ化物を常温分解槽で完全分解します。その後は排水性状より「NEF-1法」や「NE-B法」との組み合わせにより、フッ素とホウ素を同時に処理します。

事例
常温分解槽(排水量約50m³/日)

常温分解コントロールユニット
