サイト内の現在位置

窒素排水処理システム

窒素には有機態、アンモニア、亜硝酸、硝酸の4つ形態があり、窒素の存在形態や濃度等の排水性状によって適した処理方法が異なります。お客様の排水性状に適した処理方法をご提案します。

提供サービス

微生物を高濃度に保持した高速処理技術

特殊脱窒リアクターによる高速処理

微生物を高濃度維持することで処理速度を向上させる技術です。微生物を高濃度保持できるスポンジ状担体を大量に充填し、反応生成物である窒素ガスの抱え込みによる担体の浮上を防止する特殊撹拌方式を採用しています。全ての窒素形態に適用可能です。

実装置での処理データ及び装置外観

図:処理データおよび装置外観

高濃度アンモニア性窒素処理技術

ストリッピングと新型触媒との組合せにより処理の効率化を実現

アンモニアストリッピングによりガス化されたアンモニアはNH3燃焼触媒により窒素ガス化することで処理を行っています。しかし、従来のNH3燃焼触媒では燃焼熱で出口温度が上昇しNOxが発生してしまうことから、NOx還元触媒を設置する必要がありました。当社技術では、新型触媒を用いることでNOxが発生せず、更に燃焼熱をリサイクルすることで効率的な処理を図ります。

適用範囲(推奨)

  • 原水アンモニア性窒素濃度が高い(目安:%オーダー)
  • 排水量が多い(目安:数十m³/日以上)

概略システムフロー図

概略システムフロー図:高濃度アンモニア性窒素処理技術