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近年、悪臭防止法の臭気指数規制を採用する自治体が多くなってきました。そのため、従来あまり規制の対象となっていなかったレストランや食品工場などの厨房排気臭の対策が必要となってきました。
また、ビルの改装にともない新たにお店を設置するビルが増加しています。このような場合、厨房排気口と居住区域が隣接するため、臭気対策の必要性が高まっています。
従来から、セラブロック脱臭装置が広く使われていますが、マグセライド脱臭装置はセラブロック脱臭装置よりも小型・軽量。より使いやすい脱臭装置です。
マグセライドは、従来から定評のあるセラブロックの脱臭原理をベースに改良した、含有珪酸マグネシウム粘土鉱物をハネカム状に焼結した新しいセラミック脱臭材です。脱臭原理は従来のセラブロックと同様で、「吸着 → 吸収 → 酸化分解 → 加水分解 →自己再生 → 排気」を繰り返すことで脱臭します。このセラミックは、専用炉で加熱再生することができます。
臭気の強さに合わせてマグセライドを何段か実装することで、強い排気臭気にも対応することが可能です。

レストランの厨房排気は、その種類により、発生する臭気の強さが異なります。下記は代表的な種類のレストランの想定発生臭気の強さです。発生臭気を参照の上、マグセライドの段数を決める必要があります。
| レストランの種類 | 想定発生臭気 | マグセライド段数 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 臭気濃度 | 臭気指数 | 2段 | 3段 | 4段 | |
| 老人ホームの厨房 | 980 | 30 | ● | ||
| ファミリーレストラン | 1,300 | 31 | ● | ||
| 天ぷら屋 | 1,300 | 31 | ● | ||
| 中華レストラン | 1,600 | 32 | ● | ||
| イタリアンレストラン | 1,600 | 32 | ● | ||
| とんかつ屋 | 1,600 | 32 | ● | ||
| 焼き肉屋 | 2,300 | 34 | ● | ||
| カレーレストラン | 2,800 | 34 | ● | ||
| うなぎ屋 | 3,000 | 35 | ● | ||
周囲と隣接していても、低濃度まで脱臭できますので対応可能です。
外気取入口と隣接しても、低濃度まで脱臭できますので対応可能です。
低濃度まで脱臭できますので、ガラリ排気が可能となります。
低濃度な臭気にも対応できますので、外気対策も可能です。
悪臭成分やオイルミストは、マグセライドの段数を経るごとに減少します。臭気の強さや排気口で求められる臭気の規制値により段数を調整します。排気口の風量により脱臭装置の断面の並列数(面積)を調整します。
ガラリ外観
ガラリ内部(マグセライド取り付け)
セラブロック脱臭装置とマグセライド脱臭装置を組み合わせて、屋根の上に設置した事例。
セラブロック+マグセライド
マグセライドの取り付け方法